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JAPAN TRAVEL GUIDE

旧米谷家住宅|今井町の金具商の町家を無料で見学

情報確認日:2026-10-16

今井町の中町筋に面する低い町家で、商家としての造りと農家を思わせる内部空間を見比べられます。建物を広げた跡や庭の蔵からは、商いで栄えた家の歩みも読み取れます。予約なしで入れる無料の文化財公開施設です。

基本情報

所在地 奈良県橿原市今井町1-10-11
見学 9:00~17:00、12:00~13:00は見学休止
料金・予約 無料、予約不要
休館 12月25日~1月5日
交通 八木西口駅徒歩約10分、JR畝傍駅徒歩約15分

金具商「米忠」の低い町家

旧米谷家は屋号を「米忠」といい、金具商を営んだ家です。江戸時代中期の主屋は、中町筋の北側に低い姿で建ち、通りに軒を向ける平入りの構えを取ります。切妻造の本瓦葺きで、間口に沿った庇も町並みの一部になっています。今井町を歩く時に外観の連続だけを眺めて通り過ぎず、家の中へ入ることで、店先から奥へ続く空間の使い方を知ることができます。国の重要文化財として公開され、商家の建築を実際の建物で観察できる場所です。

通り土間と五間取りを見る

内部の東側には奥へ通じる通り土間があり、煙返しなどの設備が農家風の印象を生んでいます。土間の隅に小さな店の空間であるシモミセを取る一方、居室は珍しい五間取りです。通路、商いの場所、生活する部屋がどのようにつながるかを見ていくと、単に部屋数を数える以上に家の働きが分かります。建物の規模は桁行11.9m、梁間10.9mで、通りから見た低い外観に対し、内部には複数の用途が組み込まれています。土間と床のある部屋の違いにも目を向けられます。

繁栄に合わせて増えた座敷と蔵

5代目忠五良の時代には商いがかなり繁栄したとみられ、主屋の西北側に座敷を増築しました。さらに1849年には内蔵と蔵前座敷を加えています。裏庭に建つ土蔵には数寄屋風の蔵前座敷が付き、主屋の商いの空間とは異なる造りを見られます。一度に完成した家として眺めるより、使い方や必要に応じて広げた部分を意識すると、建物に残る時間の重なりが伝わります。町家の表側、暮らしの場、庭と蔵を順に見て、商人の家が発展した過程をたどれるのが見学の楽しみです。

昼休みを挟む無料公開

見学は9~17時、12~13時は昼休みのため入れません。料金は無料で予約不要、年末年始は12月25日~1月5日が休館です。八木西口駅から徒歩約10分、JR畝傍駅から約15分で、今井町の町並みを歩く途中に立ち寄れます。公開住宅はそれぞれ時間や予約条件が違うため、この家の見学時間を起点にすると予定を組みやすくなります。町内は細い通りに生活と観光が重なる場所です。建物前への駐車は避け、歩いて入口へ向かい、文化財の室内では建具や柱に配慮しながら見学します。

橿原市で組み合わせる施設

橿原市の見学・食事・宿泊や駐車を組み合わせる際には、次の施設も選べます。

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