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JAPAN TRAVEL GUIDE

土塔|行基ゆかりの十三重塔と10月25日の特別公開

情報確認日:2026-10-16

土塔町公園に残る土塔は、石造の塔や木造の五重塔とは違い、土を固めた段に瓦を葺いた仏塔です。行基らが奈良時代に築いた国史跡で、一辺53.1mの広がりを周囲から眺められます。模型や解説と実際の復元面を見比べると、寺院の建築と地域の協力の関係が見えてきます。

基本情報

見学 土塔町公園内、通常は頂部立入不可
特別公開 2026/10/25 10:00~15:30、事前申込不要
天候 特別公開は小雨決行・荒天中止
交通 深井駅約1.1km、駐車場なし

土と瓦でつくられた塔の構造

土塔は奈良時代に僧行基らが築いた十三重の塔で、神亀4年(727年)の起工とされます。四角い段12層の上に円形の段1層を重ね、上部には多宝塔の上層部のような建物があったと考えられています。段は粘土のブロックと盛土を固めながら造り、表面に瓦を葺く構造でした。現在は発掘調査を踏まえた復元面を見学でき、立体模型、解説板、発掘時の様子を再現したコーナーもあります。2027年は起工から1300年に当たります。

名前を刻んだ文字瓦を手がかりに

出土瓦には、へら状の道具で人名などを刻んだ文字瓦が1000点以上あります。僧侶、尼僧、在家信者、豪族、一般の人々など、さまざまな立場の名前が見つかっているのが特徴です。「知識」や「神亀四年」と記した瓦もあり、塔を支えた人々や年代を考える手がかりになります。外観では、同じように見える段の繰り返しと、瓦を葺いた面の広さを順に眺めると構造をつかめます。文字瓦の展示は特別公開時の内容にも含まれます。

10月25日だけの頂部特別公開

通常は立ち入れない頂部を、2026年10月25日(日)10時~15時30分に特別公開します。自由参加で事前申込みは不要。発掘写真や文字瓦、行基ゆかりの池や寺の解説パネルも予定されています。小雨なら実施しますが、荒天は中止となり、天候で内容変更もあります。雨天開催時のパネル・遺物展示は土塔町文化会館へ移ります。同日は原池公園の中区区民フェスタに合わせた無料送迎バスが土塔前にも停まり、通常の路線バスとは別の催事運行です。

深井駅からの歩き方と車での制約

史跡の所在地は中区土塔町2143-1、土塔町公園内です。南海泉北線の深井駅から東へ約1.1km。駅東側から堺東駅前行きのバスで深井東町下車、東へ約200m、堺東駅前からあみだ池行きなら土塔下車、南へ約220mです。史跡には駐車場がありません。公園の散歩と組み合わせて訪ねられますが、普段の見学は塔の外周からで、特別公開日の登塔を通常利用と取り違えないよう日程を合わせます。

堺市で合わせて訪れる施設

港町の市街地と歴史ある社寺、郊外の展示施設や公園を、食事・宿泊・駐車場の利用時間に合わせて組み合わせられます。

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